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未成年はクレジットカードを現金化出来ない!?その他金策方法も解説

クレジットカード現金化

急いで資金調達したいときは、クレジットカードの現金化を利用する方法があります。しかし、未成年の場合でもクレジットカードを現金化できるのか、疑問に思う人もいるでしょう。

本記事は未成年でもクレジットカードを現金化できるのかとともに、未成年がクレジットカード現金化以外でお金を手に入れる方法を解説します。ぜひ参考にしてください。

※本記事は2023年12年15日時点の情報です。

18歳未満の未成年もクレジットカードを現金化できる?

アルバイト代だけでは支払いが間に合わない、欲しいものがあるけれどお金が足りないなど、未成年にも金策が必要になる場面はあるでしょう。成人していなくてもクレジットカードを持てるのか、クレジットカードを現金化できるのかを解説します。

なお、日本では長らく20歳からが成人と民法で定められていましたが、民法改正により2022年4月1日からは成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。本記事でも18歳未満を未成年としています。

※参考:政府広報オンライン. 「18歳から“大人”に!成年年齢引下げで変わること、変わらないこと。」

未成年はクレジットカード自体を持てない

多くのクレジットカードでは、申し込み条件の一つとして「高校生を除く満18歳以上の人」であることを設けています。高校生あるいは18歳未満では、支払い能力が不十分だと判断されるためです。18歳以上でなければ社会的責任を負う能力がないと線引きされていることが、理由と考えてよいでしょう。

2023年11月現在において、成人は18歳以上と決められています。18歳以上であれば親権者の同意なく、クレジットカードを作れます。一方18歳より下の年齢である未成年では、親権者の同意があっても基本的にクレジットカードを作れません。

クレジットカードの現金化は、クレジットカードのショッピング枠を現金に換えることを指します。クレジットカード自体を持てなければ、現金化もできないということです。

業者を使った現金化に家族カードは基本NG

家族カードとはクレジットカードの本会員の家族が、クレジットカードを作れる制度です。家族が持てるカードは「家族カード」あるいは「ファミリーカード」と呼ばれます。

家族カードの申し込み条件はクレジットカード会社によって異なりますが、一般的には本会員と生計を共にする親や配偶者、高校生を除く満18歳以上の子なら申し込めます。つまり、未成年の場合は基本的に家族カードを持てません。

もし家族カードを持てたとしても、クレジットカードの現金化を行う業者の大半は、家族カードの利用を禁止しています。まれに家族カードでも利用できる現金化業者がありますが、未成年は利用できない場合がほとんどです。

家族カードを持てたケースの現金化には、業者を利用せずカードで購入した商品を転売する選択肢もあります。しかし、多くの買取店では未成年からの買い取りを実施していません。古物営業法により未成年者が相手の取引は、後から取り消しができると定められているためです。

※参考:e-Gov法令検索. 「古物営業法 第19条の2」

未成年がクレジットカード現金化以外でお金を手に入れる方法はある?

未成年は、現実的にクレジットカードの現金化が難しいことが分かりました。現金が必要でもクレジットカードの現金化ができないなら、別の手段を考える必要があります。

しかし、アルバイトや副業が難しい状況もあるでしょう。クレジットカード現金化やアルバイト、副業以外で未成年がお金を手に入れる方法を解説します。

保護者に頼るのがおすすめ

18歳未満の未成年がお金を手に入れたいときに、まず選択肢として上がるのは保護者に頼ることです。未成年だとほとんどの場合、クレジットカードの現金化が利用できません。

仮に未成年が家族カードを作れて現金化できたとしても、おすすめできない理由があります。本来現金化はカード会社の利用規約に違反する行為なので、本会員のカードや他の家族が持つ家族カードまで利用停止になるリスクが生じます。

自分名義のカードを現金化するのと違って、カード会社に知られたときにリスクを負うのは本会員である家族(主に保護者)です。
それならば、初めから保護者にお金が必要な事情を話し、貸してもらえないか頼む方が早いでしょう。未成年でお金が足りないなら、保護者に助けを求めるのが第一の選択肢に挙がります。

デビットカードを現金化する

クレジットカードに似たものとして、デビットカードがあります。デビットカードとは即時決済方式で支払いができるカードで、15歳または16歳から作れるのが一般的です。

デビットカードでは口座にある分しか使えないため、基本的に手元にお金がないときの現金化には使えません。唯一イオンのデビットカード(イオン銀行キャッシュ+デビット)だけは、「バックアップサービス(支払い額が不足したときの立て替えサービス)」を利用した現金化が可能です。

ただし、多くの現金化業者は未成年との取引を受け付けていません。未成年がデビットカードを現金化する場合、自分で換金性が高い商品を買って売却する方法となるでしょう。

しかし、リサイクルショップや金券ショップなどの買取店も、ほとんどの場合は18歳以上からしか利用できません。未成年のデビットカードを使った現金化は、現実的ではないと考えられます。

未成年でも使える後払いアプリを現金化する

後払いアプリなら未成年でも使えるものがあります。後払いアプリも現金化に利用できる決済方法です。ただし、後払いアプリに対応している現金化業者も、未成年では利用できないところがほとんどです。

後払いアプリの現金化でもイオンのデビットカードの場合と同じく、自分で換金性の高い商品を買って売ることになります。

とはいえ、リサイクルショップや金券ショップは18歳以上を対象とした店が大半なので、未成年では商品を買い取ってもらえません。未成年だと後払いアプリを現金化するのも難しいでしょう。

まとめ

18歳未満の未成年がクレジットカードを現金化しようとする場合、さまざまな理由から実現は困難だと考えられます。そもそも18歳未満では自分のクレジットカードを作れず、原則として家族カードも持てません。仮に家族カードを持てたとしても、多くの現金化業者が未成年と取引しないため現金化は難しいと考えましょう。

デビットカードや後払いアプリなら、未成年でも利用すること自体は可能です。しかし、未成年とも取引をする後払いアプリの現金化業者は基本的にありません。

未成年が足りない現金を調達したいときは、保護者を頼るのがおすすめです。アルバイトや副業が難しい状況なら、まずは保護者に相談してみるとよいでしょう。

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